生活、ときどき、ゆず

アラサーで婚活・結婚し、今は2児の母になった主婦のブログ

相棒9-2 顔のない男~贖罪

二度見てやっと理解できました^^;
以下、ネタばれ感想です。
 
 
 
現場に残された指紋から、上遠野にたどり着く特命の二人。
監察対象だった上遠野についての聞き込みはラムネに(笑)
5年前の事件について素直にペラペラしゃべる!!
こんなんでいいのか!?監察官って!
 
5年前の事件の際、現場に居合わせた隊員の一人に会いに行く右京&神戸。
話を聞き、上遠野が贖罪の意識に苛まれていることを知る。というか察する。
動機がうっすら見えてきた!?
 
上遠野が殺害した最初の被害者の妻に再び会いに行くと
被害者の子供が持っていた、何やら不正のデータらしきものが入ったマイクロSDを入手。
このデータから、本星がわかるという。
展開が早くて、この辺、巻き戻して見たりしてやっとわかりました。
理解出来たけど説明できない^^;
 
結局、本当の黒幕は大物政治家っていうのは、還流の時と似てるのかなぁと思いました。
劇場版の時とも似てるなぁと思ったのは、きっと脚本が戸田山さんだからでしょう。
とにかく、話のスケールがでかくて、俯瞰してみないと何が何だか^^;
でも、わかるとすごいな~って思います。これでこそ相棒!!!
 
 
一番印象的だったのは、上遠野が「ずるいですねぇ」と言ったあたりのシーン。
 
どんなに正当な行為であったとしても、それが罪にあたる行為ならば
償う機会を与えることで、加害者も救われる
 
そう伝えたいのかなぁって思いました。
加害者救済って、一番ないがしろにされやすいことでしょうからね…
 
これまでにも月本幸子シリーズ(?)なんかで訴えてきてますよね。
加害者は、罪を償うことで救われる。
償うことでしか、前に進むことはできないって。
「第二第三のあなたを生み出したくない」と言った右京さんが、とても優しく見えました。
 
実行犯は自殺してしまったけれど、不正は明らかになり
黒幕もいづれ捕まるというところまでこぎつけるあたり、さすが特命係(笑)
 
それにしても、ホント相棒らしい始まり方ですよね!
スケールが大きいだけでなく、深さや奥行きまである。
多面的に、いろいろ指摘できそうな作品でした。
(私には指摘できるだけのアタマがありませんが…)
 
 
 
さて、小ネタは今回あまりなかったように思いますが気になったことが1つだけ。
 
神戸君、現場検証の時は手袋しないと!!
右京さんはむやみに触ったりしないけど、神戸君は心配だ…今回も手すり思いっきり触ってたし^^;
 
ってことでした(笑)
 
個人的には、東京ドームシティで『上遠野vs右京(伏見)』のときの右京さんが
汗かきすぎてて気になりました^^;
いや、右京さんも人間ですから汗くらいかくんでしょうが
やっぱりあんまり汗が目立つと引き戻されるっていうか…
暑い季節に撮ってるんだろうなぁとか
きっと例のごとく長回しだったんだろうなぁ、なんて思っちゃうじゃないですか!
ちょっとその辺配慮してほしかったなぁってボヤいてみる^^;
 
次回は来週ですね。
ちりとてちん』のおじいちゃんだ!って思ったのは私だけ?(笑)
 
とりあえず来週まで、今回の余韻を味わいます^^